腸脛靭帯炎

2023年4月8日 2023年4月14日 midorigaokaharikyuseikotsu

このような症状で

悩んでいませんか？

腸脛靭帯炎とは

腸脛靭帯炎とは、足首の内側にある腸脛靭帯の炎症です。脛骨と足首の骨の間をつないでいる靭帯であり、足首を内側に倒す運動をする時に使われます。

この症状は、運動やストレス、長時間の立ち仕事などが原因で起こります。主に、ランニング、ジャンプ、バレーボールなど、足首に負荷がかかるスポーツをする人に多く発症します。また、長時間の立ち仕事や、足首の不安定な靴を履くことも原因となることがあります。

腸脛靭帯炎の主な原因は、反復的な運動やストレスによるものです。足首の骨と腸脛靭帯の間に挟まっている軟骨がすり減ることで炎症を引き起こすことがあります。

腸脛靭帯が短い人や、関節の可動域が狭い人は、腸脛靭帯炎になりやすいと言われています。

腸脛靭帯炎の主な症状は、足首の内側に痛みが生じることです。痛みは、歩行時や運動時に強くなります。また、足首が腫れたり、内側に赤くなったりする場合もあります。

症状が進行すると、痛みが夜間にも現れることがあります。痛みが強くなると、歩行が困難になることもあります。

腸脛靭帯炎の診断は、主に症状や身体検査で行われます。しかし、腸脛靭帯炎と同じような症状を引き起こす疾患もあるため、レントゲンやMRI検査が必要な場合もあります。

症状が進行する前に診断を受けることが重要です。

腸脛靭帯炎の治療法は、炎症を抑えることが主な目的となります。炎症を抑えるために、アイシング、湿布、炎症を抑える薬、痛みを和らげる薬が使われます。

リハビリテーションを行い、筋力をつけたり、足首の可動域を広げたりすることも重要です。症状が重度の場合は、手術が必要な場合もあります。手術は、腸脛靭帯を修復するか、腸脛靭帯の一部を除去することで行われます。

腸脛靭帯炎の予防には、適切なストレッチや筋力トレーニングが効果的です。また、足首を内側に倒す運動をするスポーツをする場合には、サポーターの着用がおすすめです。

足首の不安定な靴を履かないように注意することも重要です。運動前に十分な準備運動を行い、足首を温めることも大切です。

腸脛靭帯炎は、運動やストレス、長時間の立ち仕事などが原因で発症します。痛みや腫れなどの症状が現れた場合には、早期に治療を受けることが重要です。

リハビリテーションや手術など、適切な治療法を選び、早期回復を目指しましょう。また、予防にも意識を向けて、健康な足首を保ちましょう。